テキストサイズ

☆時計じかけのアンブレラ☆

第15章 花

「そんな風に思ってくれてたの?」

「だってそうでしょ?コンサートとかいつも潤くんが主体となってやってくれてる。嵐は潤くんがいなきゃ……」

「……やりたいことはいろいろあるけど。いつも打ち合わせで意見言わせてもらってるしね。それはやめる気はないよ。これからもね。

でもタイミングってのも大事だから。

だから…嵐としてデビューできて、かずと付き合えて、順序は逆になっちゃったかもしれないけど(笑)、赤ちゃんができて…。
俺はかずと一緒になれたら幸せだよ」

「…ほんと?」
「ほんとだよ」
今にも泣きそうなかずの髪を撫でて微笑みかけた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ