
☆時計じかけのアンブレラ☆
第15章 花
「そう言われても潤くんは帰ろうとしなかった。
しまいには怒られてるのは俺なのに、潤くん急に泣き出したの。
俺、なんでお前が泣くんだよ……って思っちゃったんだけど」
「え、そんなことあったっけ?」
「あったよ。説教受けてる間、潤くん帰らないで隣にいてくれて嬉しかった。俺のせいで巻き添え喰らっちゃって申し訳なかったけど」
「かず、ほんといろんなこと覚えてるよね?こないだ『VS嵐』のOPトークで話してた、カミセンの始球式イベントでの俺のしぐさとかさ(笑)」
「これね(笑)!それ程、印象が強烈だったんだよ」
そう言って、俺が潤くんに初めて会ったときに見た、ダンスのスタンバイポーズを真似る。
「あははっ!俺よく見られてるな…」
「当時からどこか気になってたのかも(笑)」
「なんか恥ずかしい」
「ふふっ」
潤くんがはにかむように笑うから俺もつられて笑った。
「かず、今日はありがと」
「結構歩いた気がするけど疲れなかった?」
「全然平気。なんか心が洗われた感じ」
「良かった〜」
「何年後になるかわかんないけど、落ち着いたらまたデートしようね」
「ふふっ。もちろん!」
潤くんの屈託のない笑顔を見れて、俺も幸せな気分になった。
しまいには怒られてるのは俺なのに、潤くん急に泣き出したの。
俺、なんでお前が泣くんだよ……って思っちゃったんだけど」
「え、そんなことあったっけ?」
「あったよ。説教受けてる間、潤くん帰らないで隣にいてくれて嬉しかった。俺のせいで巻き添え喰らっちゃって申し訳なかったけど」
「かず、ほんといろんなこと覚えてるよね?こないだ『VS嵐』のOPトークで話してた、カミセンの始球式イベントでの俺のしぐさとかさ(笑)」
「これね(笑)!それ程、印象が強烈だったんだよ」
そう言って、俺が潤くんに初めて会ったときに見た、ダンスのスタンバイポーズを真似る。
「あははっ!俺よく見られてるな…」
「当時からどこか気になってたのかも(笑)」
「なんか恥ずかしい」
「ふふっ」
潤くんがはにかむように笑うから俺もつられて笑った。
「かず、今日はありがと」
「結構歩いた気がするけど疲れなかった?」
「全然平気。なんか心が洗われた感じ」
「良かった〜」
「何年後になるかわかんないけど、落ち着いたらまたデートしようね」
「ふふっ。もちろん!」
潤くんの屈託のない笑顔を見れて、俺も幸せな気分になった。
