
☆時計じかけのアンブレラ☆
第16章 Be with you
side M
出産するにあたって、不安がないわけではなかった。
いや、寧ろ不安だらけだった。
帝王切開ってことで、なんとなく怖いし、痛いのか、とか。
かずは一緒に調べてくれたし、病院にも付き添えるときは一緒に行ってくれた。
その度に嬉しくて心強かった。
妊娠8ヶ月のときに、産院で行われている両親学級に2人で訪れた。
妊婦体験と呼ばれる、妊婦ジャケットなるものを背負わされたかず。
「ひーー!これはダメだっ。腰やっちゃうっ」
お腹の赤ちゃんの重さに驚いていた。
「いや〜、これは体験してみないとわかんないわ」
「妊婦さんて凄いでしょ?」
保健師さんの言葉に、
「ほんとに。妊婦さんの偉大さがわかる。潤くんすごいわっ」
かずはうんうんと頷いた。
そのあとの沐浴体験でも、人形といえど、かずは怖怖とした手付きでベビーバスに入れてて、保健師さんから叱咤されてた(笑)。
「お父さんお母さんが不安な気持ちだと赤ちゃんにも伝わっちゃうから、ドシッと構えてないとっ(笑)」
「「ハイッ!」」
俺らはバシッと背中を叩かれ、激励された。
出産するにあたって、不安がないわけではなかった。
いや、寧ろ不安だらけだった。
帝王切開ってことで、なんとなく怖いし、痛いのか、とか。
かずは一緒に調べてくれたし、病院にも付き添えるときは一緒に行ってくれた。
その度に嬉しくて心強かった。
妊娠8ヶ月のときに、産院で行われている両親学級に2人で訪れた。
妊婦体験と呼ばれる、妊婦ジャケットなるものを背負わされたかず。
「ひーー!これはダメだっ。腰やっちゃうっ」
お腹の赤ちゃんの重さに驚いていた。
「いや〜、これは体験してみないとわかんないわ」
「妊婦さんて凄いでしょ?」
保健師さんの言葉に、
「ほんとに。妊婦さんの偉大さがわかる。潤くんすごいわっ」
かずはうんうんと頷いた。
そのあとの沐浴体験でも、人形といえど、かずは怖怖とした手付きでベビーバスに入れてて、保健師さんから叱咤されてた(笑)。
「お父さんお母さんが不安な気持ちだと赤ちゃんにも伝わっちゃうから、ドシッと構えてないとっ(笑)」
「「ハイッ!」」
俺らはバシッと背中を叩かれ、激励された。
