テキストサイズ

☆時計じかけのアンブレラ☆

第17章 同じ空の下で

「かず、ダメッ…、も、だめぇっ」

潤くんが悲鳴にも似た啼き声を発した瞬間、潤くん自身から透明な液体がビュッと飛び出した。

「…潤くん、何か出たよっ?」

「はぁっ…。何、わかんない…」

人差し指に掬い口に含むと、少ししょっぱい味がした。

「これ潮じゃない?」

「し…、潮?」

「すげぇ。たまんないっ」

「ャ…、かず、待って…」


もっと、乱れて……


「かず…っ、、また出ちゃうっ…」

「潤くん、ちょっと声抑えて…っ」

「ムリッ、ぁああ…っ、」


俺しか見れない潤くんを見せてよ……。


「潤くん、出るっ…」

「はぁ、んっ、あぁっ、」

ゴムごしに熱を全て出しつくすと、潤くんの胸に倒れこんだ……。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ