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☆時計じかけのアンブレラ☆

第17章 同じ空の下で

side M

「かず…、重い(笑)」

全てを使い果たしたかずが、俺から降りて隣にぐだーっと横になった。

「…潤くん、潮吹くなんて反則だよ」

「し、知らないし////」

「激しいんだもん。そんなに良かった?」

かずがいたずらな瞳で聞いてくるからプイッとそっぽを向いた。


「ふふふっ」

「なに、その含み笑いは?」

「ううん、別にぃ。また可愛い潤くんが見れたな~って思って」

「可愛くないっ////もう吹かねーからっ」

「えー!また見せてよ(笑)」

「ヘンタイッ!」



…でも、かずさっき「潤」て呼んだよね?

一瞬、ドキッとした。

『J』とか『マッサン』とか、余裕のないかずから『潤』て呼ばれるのも、なんか特別な感じがして嬉しいんだ。

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