テキストサイズ

☆時計じかけのアンブレラ☆

第3章 Love so sweet

その日、潤くんはオフ、俺は朝から仕事で夜6時すぎに帰宅した。

「ただいま〜」

「おかえり〜!お疲れさま〜」

「なんかいいニオイ…
あ、もしかしてハンバーグ?」

「当ったり〜!
かずの誕生日だからね!」

「やったぁ!潤くんありがとう!」

「い〜え!さぁ、食べよ食べよ」



お酒で乾杯をして、煮込みハンバーグをおいしくいただいた。

すると、潤くんが冷蔵庫から大きな箱を出してきた。

「じゃーん!MJ特製、デザートのバースデーケーキです!」

「ええー!これ一人で作ったの!?」

「まぁ。1日がかりだったけど」

「潤くん、凄すぎ!」

「改めて誕生日おめでとう!」

「ありがとう!」

「かず、写真撮っていい?」

「いいよ〜」

「はい、チーズ!」
俺は満面の笑みを浮かべた。
カシャ

「カワイイ〜(笑)コレ待受にしよ」

「やめて〜。恥ずかしいからぁ」

潤くんがケーキを切り分けてくれる。
「なんか食べるのもったいないね」

「そう?」

「いただきまーす!

うん!うまっ
このケーキ、3人にも食べさせてあげたい。
絶対びっくりする!」

「いや、でも最近あの人達スイーツにうるさいからな…(笑)」

「いや、絶賛するって!
でも俺ほんと幸せだなぁ。
潤くんにこんな風に祝ってもらえて」

「そう言ってもらえて嬉しい。
かず、生まれてきてくれてありがとう」

「「お母さん、いつも産んでくれてありがとう!
だよね(笑)」」

2人してハモって爆笑した。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ