テキストサイズ

☆時計じかけのアンブレラ☆

第7章 Magical Song〜春風スニーカー〜

「えーほんと!?」

「え?潤くん信じるの!?

しかもご丁寧に『新人魔法使い』って言ってたし」

胡散臭さ、ハンパないんですけど。。

「え、It's a magical song!って唱えるだけでいいの!?」

「はい!」

「かず、俺やってみていい?」

「…どうぞ…」

素直すぎる潤くんに半ば呆れた(笑)。

「It's a magical song!ひぇ〜!」

「あ。ひぇ〜!は要らないんで…。
ちなみにイェ〜なんですけどね(笑)」

「あ、そう?
じゃあ改めてもう一回…

It's a magical song!」

………

「とくに何も変わらないんだけど…」

「ねぇ、ほんとに一般人になれたの!?」

「はい!試しに外に行ってみて♪」

マジカルまさきは自信満々に答えた。

潤くんは外に出て行って、しばらくすると帰ってきた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ