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母「はい、出来ましたよ」

久志「美味しそう、いただきます」

母「どうぞ」

明「…」


買い物に行こうとしたが
お金も無いし久志を一人に出来ず
母に連絡して来てもらい料理を何品か作
ってもらった


明「…」

母「ご飯、明ちゃんの分もあるから後で
ちゃんと食べるのよ」

明「ありがとう、今日は俺、久志の家に
泊まるから」

母「わかったわ、朝には効果も切れると
思うけど何かあったら連絡して」

明「ぅんっ…」


ご飯の問題は解決
だけど久志の今の家庭環境は
明が思っている以上に複雑で深刻だった
ようだ…


明「…」


部屋に生活感はなく
テーブルにはお金が置かれていた

久志の両親の仲が良くない事、離婚する
のも時間の問題だと聞いていた
だけどここまで…


久志「お姉ちゃん、これ美味しい」

明「そっか、良かったね」

久志「うんっ」

明「…」


ここまで崩壊していたとは…