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久志「やった！！僕の勝ち」

明「また負けた…」


ご飯を食べた後
色々なゲームをして遊んだ
格闘ゲームやレーシングゲームなど色々


決して手を抜いたわけではないが
結局、明は一度も勝てず
負け続けた…


久志「よしっ、もう一回！！」

明「ダメだよ、もう遅いしお風呂入って
寝るよ、ほらっ」

久志「…」

明「久志？」

久志「ねぇ、パパとママはいつになった
ら帰って来るの」

明「えっ？あ、それは…」

久志「お姉ちゃんがいるけど僕やっぱり
寂しいよ」

明「そうだね、そうだよね…」

久志「お姉ちゃん？」

明「…」


本当の事は言えない、言えるわけがない
今の久志に理解する事は難しいし
例え理解したとしても
傷つけるだけ

それなら最初から言わない方がいい
そうに決まってる…


明「…」

久志「ねぇお姉ちゃん」

明「あっ…きっとお仕事が忙しいんだよ
でも今日はお姉ちゃんがいるから大丈夫
だよね」

久志「…ぅんっ…」

明「うんっ、いい子いい子」

久志「…」