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明「飲めないよ…」

良太郎「何、もしかして飲ませて欲しい
とか？」

久志「貸せ」

良太郎「あっ！！」

久志「明、こっち向いて」

明「ん…」


水を受け取ると
久志は水を一気に飲み干し
明の顎を掴むと口移しで水を飲ませた

冷たい水が口内を冷やし気持ち良いのか
目を細め久志の背中に手を回し
もっとと、ねだった


明「んぅ、もっ、と…もっと欲しいよ…
頂戴、ねぇ…」

久志「…いいよ」

明「んんッ、んぅ…ぁ…」

久志「ほらっ、ちゃんと口開けて」

明「…あ」

久志「…んぅ」

明「んんっ！！ンッ…」


水を求め
久志の唇に吸い付く明
だけど水は飲み切ってしまい空っぽ

水の代わりにお互いの唾液が行き来して
チュッ、クチュッと生々しい音が
部屋中に響き渡った


明「ンぅ…ンンッ、あ…なに、っ…」

良太郎「…」

久志「あ、おいっ、お前何やってんだよ
離れろよ」

良太郎「少しくらいいいだろう、お前ら
の邪魔はしないからさ」

久志「お前の存在自体が邪魔だし」

良太郎「はいはい…」

明「あ…」