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明「…んぅ…ッ、チュッ…」

和彦「…」


何度もキスをしながら
明の服に手をかけ脱がせ始めた
ネクタイを緩めシャツのボタンを外して
いく和彦

白い肌にシンプルな下着
そして首には…


和彦「…明さん…ここっ…」

明「んっ、何…」

和彦「首のところ…キスマークがついて
る…」

明「っ！！」


服で隠れていたが
首から肩にかけての部分に
一カ所だけキスマークがつけられていた


キスマークをつけた犯人は
もちろん…


和彦「彼ですよね、つけたの…」

明「あ、ごめんなさい…俺気づかなくて
本当に…」


キスマーク
たった一カ所だったが
良い感じだった雰囲気は台無しに

何にもない、潔白だが言えば言うほど
いいわけっぽく聞こえ
怪しくなり…


明「本当に…っ」

和彦「…」

明「あの…和彦さん？」

和彦「明さん、チェックしてもいいです
か？」

明「チェック？」

和彦「本当に何もなかったのか…」

明「…」