BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~
第3章 無理だから
久志「バスタオル…」
明「…ありがとう…ございます…」
久志「男湯だけど入る?」
明「は?」
久志「いや、そのままだと気持ち悪いし
男湯なら多分、誰もいないから…」
明「あぁ…そうだね…」
久志「…」
早く帰りたかった
だけど体中触られて気持ち悪い
家に帰る前に一度、スッキリしたかった
心も体も…
久志「俺、ここにいるから」
明「…ありがとう」
久志「…」
明「…」
お湯を何度も被り
赤くなる程、体を強く擦り
匂い、感覚がなくなるまで洗い続けた
時間が許す限り
何度も…
明「…あ、お待たせしました…」
久志「家まで送るよ」
明「えっ?いや大丈夫です、一人で帰れ
ますから」
久志「あんな事があった後だし送るよ、
話したい事もあるし…」
明「…」