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BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~

第34章 直倫の企み



明「何だったんだ…あれ…」


帰り道、一人考えた
何故、直倫はキスしたのか
初対面だし自分に好意がある感じでは
なかった

そうなると…


明「からかわれた、いや…もしかしたら
海外生活が長かったから癖でしたのかも
きっとそうだ」


直倫がキスした理由
それは多分、海外生活が長いから
だからキスしたのだと自分に言い聞かせ
納得させた


明「そうに決まってる」


正直、あまり深く考えたくなかった
久志のお兄さんだし
それに…


明「もう会う事もないし忘れよう」


久志の家に行かない限り
今後、直倫に会う事はないはず
今日の事はさっさと忘れ何語もなかった
ように…


明「なんで…」


だけどその考えは甘かった…


明「なんでここに…」

直倫「乗ってください、家まで送ります
から」

明「…」


次の日
学校を出ると
高級車と共に直倫が待っていた

直倫の立ち姿は高級車に負けず劣らずで
まるで雑誌の1ページのような
そんな佇まいだった


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