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直倫「少し待っててください」

明「はいっ…」


結局、家に来てしまった
家に着くなり直倫は自室に入ると
電話をしながらパソコンに向かい作業を
始めていた

明は邪魔にならないよう静かにし
終わるのを待った


明「…！！」


その時
久志からＬＩＮＥが届いた

今直倫の家にいる事、伝えるか迷ったが
ちゃんと話す必要があったし
直倫の家にいると
伝えた


明「…よし」

直倫「お待たせしました、じゃあ行きま
しょうか」

明「久志から連絡がありました」

直倫「久志から？」

明「今から来ると思います、ここに」

直倫「…そっか」

明「ちゃんと話す良い機会だと思います
だから」

直倫「…」

明「直倫さん？」

直倫「明さん、明さんにお願いがあるん
ですけど…」

明「まさか残れとか言わないですよね？
だってそんな聞いていい内容じゃないし
だから違いますよね」

直倫「…」

明「えっ、嘘でしょう…」