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和彦「…」

明「…」


自分の横で小さな寝息をたて眠る和彦
余計な事を考えないように
明も眠ろうとした
が…


明「…ヤバい…匂いがする…」


当たり前だが布団から和彦の匂いがする
ここは和彦の家だしこの布団も
和彦が使ってる物

匂いがして当たり前だ


明「…」

和彦「…！？」

明「あ、ごめんなさい…なんか…」

和彦「どうかしました？」

明「いや…」


匂いにつられ
和彦に抱きついてしまった明

和彦に抱きついて寝るのは毎回の事だし
驚く事はないが明は今
男なのだ…


和彦「寒かったですか？」

明「あ、いや、そうじゃなくて…」

和彦「明さん？」

明「少しだけ…こうしてていいですか？
なんか…」

和彦「もちろんです」

明「…」


ギュッと
強く抱き合った二人
そのせいか直に和彦の匂いを感じ
下半身が熱く反応し大きくなってるのが
わかった

だけど和彦は明の異変にまだ
気づいてない様子


和彦「おやすみ」

明「あ…おやすみなさい…」


このままやり過ごせればいいが…