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明「…い…いただきます…」

母「どうぞ」

和彦「…」

母「ねえ先生、一つ聞いてもいいですか
ずっと気になってる事があって」

和彦「どうぞ」

明「…」


和彦は母と会話中
母は和彦の真横に座っている
必然的に顔は横向きになり明は視界から
消える

チャンスだった
明は大きな口を開き一気に…


明「あ～」

母「ねえ先生、初対面で失礼と思います
けど先生は彼女いるんですか？」

和彦「あっ、えっと…」

明「母さん！！何聞いてるんだよ」

和彦「…」


母のまさかの質問に
思わず机に身を乗り出した明
その瞬間、バッチリ、思いっ切り和彦と
目が合い…


明「あ…っ…」

和彦「…」

母「だって気になるじゃない、でも先生
イケメンだから彼女いるわよね？」

和彦「あ、今はいません…」

母「そうなの？」

和彦「今は彼女より仕事が大事ですから
しばらくは…」

母「そうね、仕事は大事よね」

明「…」