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BOYチェンジGIRL~僕が変わればSEXも変わる~

第4章 母のお気に入り



明「お、俺…実は…」

和彦「…」


言わなくていいのに
和彦が気づいていないのなら
もしくは気づいてないふりをしてるなら
このまま…


明「実は…先生とは初対面じゃなくて…
本当は少し前に…会っ…」

和彦「知ってる」

明「!?」

和彦「ちゃんと覚えてるよ」

明「あっ…その節は本当に…ありがとう
ございました…」

和彦「いいよ、過ぎた事だし」

明「…」

和彦「でもどうして急に?マスクと眼鏡
で変装してたのに」

明「どうせいつかはバレるし、これ以上
嘘つきたくないから…」

和彦「誰かに嘘ついてるんだ」

明「…」

和彦「別に興味ないし深くは聞かないよ
勉強に支障を来たさなければね」

明「…すいません」

和彦「お母様にも電車での事は黙ってる
から安心して」

明「お願いします…」

和彦「じゃあこの話しはこれで終わり、
また明日ね」

明「あ、また…」


これ以上
嘘をつきたくなかった

親友の久志に嘘をつき正体を隠す為に
嘘に嘘を重ね続ける毎日に
明は疲れていた


だから話したのかも
和彦には…


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