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和彦「恋人が出来た事はない」

明「だからそう言って」

和彦「じゃあ明さんは恋人でもない人と
セックスしたんですか？」

明「！？」

和彦「図星ですか…」

明「違っ、簡単にしたわけじゃ…」

和彦「今日はこの辺で終りにしましょう
失礼します」

明「先生っ！！」


弁解は出来ない
だけど勘違いして欲しくはない
自分は簡単にセックスしたわけじゃない
し、するつもりもない

だけど…


明「確かに俺は恋人でもない人とセック
スしたけど、でもそれは」

和彦「…」

明「待って…何で俺がセックスしたって
知ってるんですか…」

和彦「…それは」

明「もしかして誰かから聞いたんですか
まさか久志！？あいつが」

和彦「明さん」

明「あいつ、今度会ったら…」

和彦「鏡で自分の首を見てみて下さい、
そうすればわかります」

明「首…」