僕は君を連れてゆく
第11章 ☆気象戦隊☆ARASHIレンジャー☆part3 合宿編
グッグッグッと床が揺れている。
大野さんはこちらに俺たちがいることを忘れているみたいで…
「大野さん‼ね!やめてよ!」
松本「お前…誰だ…」
翔さんが大野さんの肩を掴んだ。
櫻井「おいっ!って!!!」
静電気のようにバチって音がして、大野さんがこちらを見た。
大野「ごめ…大丈夫?なんか。俺…ごめん…」
翔さんが顔を歪めている。
松本「翔さん、大丈夫???」
櫻井「あぁ。気にするな。大丈夫だ。」
謝る大野さんはいつもの大野さんだ。
でも、さっきのは…
目がヤバかった…
怖かった。
相葉「ニノ、大丈夫?」
「うん…なんか、違う人みたいだった…」
大野「ごめん、なんか夢中になっちゃったみたい。」
大野さんが自分の手を見ている。
「大丈夫?」
大野「おぉ。なんか、俺じゃないみたいだった…」
東山「さぁ、お前らも練習しろ!」
そう声をかけてきたヒガシさん。
大野さんの背中をすごい怖い顔で見ていた。
俺は、相葉さんを見た。
相葉さんも俺を見てた。
相葉「ニノ、おいで!」
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偶然ながらも、キスをした二宮と相葉。
相葉は二宮と何を話したかったのでしょうか。
襲われた櫻井と松本。
そして、大野の戦闘に対する意識。
その全てが悪の組織、SMAPが絡んでいるのです。
中居の目的はなんなのか。
技を使いこなし戦う準備が出来た、5人。
これからが、本当の闘いのはじまり。
【いったん、end】