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僕は君を連れてゆく

第11章 ☆気象戦隊☆ARASHIレンジャー☆part3 合宿編


東山「この渦は風の力を集めているんだ。相手は吹っ飛ぶぞ。上手く操れるようになれば稲妻も風の渦も大きくしたり、左右に動かせたり出来るようになるぞ。」

相葉「風と稲妻…」

東山「あとは海のうねりや波の力、炎の熱…そういうものでも技を考えている。」

海、炎…

気象戦隊だから、天気など自然のものを取り入れた必殺技にしたようだ。

東山「これは五人、全員が使える技だ。あのドアを開けてみろ!」

ヒガシさんが見ている方にはドアがあった。
ここは、上のリビングに続いていて

櫻井「相葉くん、開けてよ!」

相葉「えっ!俺?いくよ?」

恐る恐る、ドアに手をかけて相葉くんがドアを開けた。

ドアを開けたら、そこには何もないただっ広い空間が広がっていた。

櫻井「ここは?」

東山「さっき、隣で見てた映像はここだ。ここで、技の練習などできる。大野、やってみろ。」

大野「俺?」

大野さんはstormチェンサーを腕にはめた。

大野「深く全てを包み込む海!ARASHI、ブルー!」

ヒガシさんが、壁にあるスイッチを押したらロボットが出てきた。

東山「このロボットJ-01は技を練習するために俺が作ったものだ。J-01にやってみろ。」

大野「ホレ!」

ビリビリと大野さんの指先から稲妻のように電流がJ-01に向かっていって、J-01にぶつかった。

大野「すげぇ…」

「あなた…ホレ!しか言ってないけど…どうやってやったのよ…」

大野「わかんねぇ。なんか、出来た…」

東山「頭のなかでこの技を相手にやりたいと思って、その動きをすればその技がでるようになっている。」

相葉「頭のなかで…」

東山「さっきも言った通り、強さ、大きさはお前らのさじ加減だから、相手が人間なら気絶させる程度に抑えたりすることが出来る。」

櫻井「致命傷にならないということですか?」

東山「まぁそうだな。」

大野「ふーん…ホレ!」

大野さんはもう一度、J-01に向かって稲妻を流した。
だんだん、強く、大きくなっていく…

床がだんだん、揺れてきて…

電気がチカチカしてきた…

「大野さん…もう、いいんじゃない?」

相葉「おおちゃん!やめなって!」

俺たちの声、聞こえないの?



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