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僕は君を連れてゆく

第68章 最低な男 /N

「好きな人って誰?」

「そんなの関係ある?」

「ある。ここまでさせておいて何もしないなんて男のくせにダサすぎ」

言うね~

「何もしないんじゃなくて、スル気が失せたの!お前のせいだろ」

「はぁ?おっぱい連呼してたくせに!きもっー」

「おっぱいしかないくせに、よく言うわ」

我ながら最低な事を言っている。
思わせ振りな態度をとったのは俺だ。
ヤル気満々に見えただろう。

でも、そもそもが違うのだ。

「おっぱいしかないって…マジで、あり得ない!車に轢かれて死ね!」

女は着替えてホテルから出て行った。

「あっ、ホテル代…」

まで貰おうとするのはさすがにひどいか…

・・・

「ん…モシモシ?」

寝てしまったようで電話が鳴って起こされた。

「うん…そう、ホテル…駅の…」

電話切ってからシャワーを浴びた。
女がバスローブを着てしまったから1枚しか残ってない。

ピンポーンとチャイムがなった。

開けたら恋人がいた。

「お前…」

めちゃくちゃ、怒ってる。
浮気しようとしていたんだ。
当たり前だ。

「今度はどんな、女?」

俺のケツの穴に指を三本入れて掻き混ぜながら問われる。

「あっ、飲みの席で隣の…あっ、んっ」

「可愛いの?」

「もっと、奥、シテ…」

「質問に答えろよ、なぁ?」

グポっと指を抜かれた。

「やめちゃ、やだ…」

ケツが寂しくて、寂しくてどうにかなりそう。

「咥えて…」

ギンギンに反り勃つチンコが俺の口のなかにはいってくる。
喉の奥を擦られてケツがキュンキュンする。

「乳首、ビンビンじゃん…これ、どこにいれて欲しいの?」

口のなかにチンコが入ってるから喋れないのに色々質問してくる。

「俺のチンコ、うまい?」

咥えたまま頷く。

「へぇーマジか…」
思い切り腰を送られる。
吐物感さえも快感になってる。

「さっきまでいた女にしてもらえばよかったじゃん」

へぇー
そっか、嫉妬してんだ。

だから、やめられない。

「早くこっちにシテよ…」


*浮気して相手の嫉妬してる様子に快感を得るニノの話。

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