僕は君を連れてゆく
第70章 向日葵のやくそく /MS
sho
膜越しに潤が熱を放った。
と、同時に俺も自分の腹へ欲望を放つ。
なかなか覚めない快感の渦が俺をめぐってて、震えがおさまらない。
「まだ…ジンジンするぅ…」
手を伸ばせば握り返してくれる。
キスをして俺の体から潤が出ていく。
昔は、それが寂しかった。
繋がりが終わってしまったから。
「シャワーかけるよ」
体にシャワーをかけながら洗ってくれる。
「ありがと」
「ごめん、無理させた」
「ううん、気持ちよかった」
「うん」
チュッとおでこにキスされた。
さすがにもう一度湯船はつかれなくて風呂を出た。
着替えてベットに入る。
水を持って潤が隣に入ってきた。
「飲んで」
コクコクとすんなりと水が入ってくる。
「もういっぱい飲む?」
「いい、ここにいて」
潤の左手に自分の手を重ねる。
そのままタオルケットのなかに体をいれてくれた。
体を繋げるだけが、愛を確かめあうことではないとわかっている。
もし、相手が別の人だったら…
これを受け入れていたか?と聞かれたら…
答えは…わからない。
だって、もう潤なんだ。
俺のすべては潤で。
潤と出会う前の俺のことなんてもう思い出せない。
こうなるために今までがあったとしか思えない。
そして、これからも俺は潤のために。
「俺はどこでも大丈夫」
「ん?」
「潤がここで俺といてくれるならそれでいい」
「うん」
「これからも、潤は俺を精一杯愛して?」
「精一杯?」
「そう!いつまでたってもお腹いっぱいにはならないから」
潤は笑って重ねた手を握り直した。
約束をすればそれに、縛られる。
だけど、約束があるから、約束を果たすために努力する。
俺たちは精一杯愛し合う。
今までも、これからも。
fin
膜越しに潤が熱を放った。
と、同時に俺も自分の腹へ欲望を放つ。
なかなか覚めない快感の渦が俺をめぐってて、震えがおさまらない。
「まだ…ジンジンするぅ…」
手を伸ばせば握り返してくれる。
キスをして俺の体から潤が出ていく。
昔は、それが寂しかった。
繋がりが終わってしまったから。
「シャワーかけるよ」
体にシャワーをかけながら洗ってくれる。
「ありがと」
「ごめん、無理させた」
「ううん、気持ちよかった」
「うん」
チュッとおでこにキスされた。
さすがにもう一度湯船はつかれなくて風呂を出た。
着替えてベットに入る。
水を持って潤が隣に入ってきた。
「飲んで」
コクコクとすんなりと水が入ってくる。
「もういっぱい飲む?」
「いい、ここにいて」
潤の左手に自分の手を重ねる。
そのままタオルケットのなかに体をいれてくれた。
体を繋げるだけが、愛を確かめあうことではないとわかっている。
もし、相手が別の人だったら…
これを受け入れていたか?と聞かれたら…
答えは…わからない。
だって、もう潤なんだ。
俺のすべては潤で。
潤と出会う前の俺のことなんてもう思い出せない。
こうなるために今までがあったとしか思えない。
そして、これからも俺は潤のために。
「俺はどこでも大丈夫」
「ん?」
「潤がここで俺といてくれるならそれでいい」
「うん」
「これからも、潤は俺を精一杯愛して?」
「精一杯?」
「そう!いつまでたってもお腹いっぱいにはならないから」
潤は笑って重ねた手を握り直した。
約束をすればそれに、縛られる。
だけど、約束があるから、約束を果たすために努力する。
俺たちは精一杯愛し合う。
今までも、これからも。
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