僕は君を連れてゆく
第71章 for Dream
NINO
『嵐の五人で住みたい』
あの人がそう言った。
俺的には、なんで、五人?
そこは「俺と!」でしょ?
って思ったけど心のなかにとどめておいた。
そして、あの人のその一言で俺たちは今、ここにいる。
「すごいね…」
「うん…何十畳あるの?」
「へーべーのほうがいいかも…」
一言も言葉を発しないので右を向くと口をあんぐりあけたままかたまっている。
「おじさん!なんか言いなよ」
「え?俺?!」
大野さんはビックリしたのか大きく体を揺らしてキョロキョロしてる。
相葉さんが言った夢。
それを番組側が叶えてくれた。
二泊三日の絆を確かめあう『嵐、五人だけでstayhome』
と名打って都内にあるマンションの一室に連れてこられた俺たち。
ここに五人でお泊まりするらしい。
テンション爆上がりの相葉さんは一つ、一つの部屋を見て回ってる。
「ねー!これって部屋割りあるのかな?」
「どんな感じ?」
「俺、マットレス変わると眠れないんだよね」
「だから、あの荷物?」
潤くんはたった二泊三日なのに大荷物を積んできた。
まさか、マッサージのアレとかないよね?
カメラがあちこちに仕掛けてあるけど。
「ハワイのとき思い出すね」
大野さんの透き通る声が部屋に響いた。
『嵐の五人で住みたい』
あの人がそう言った。
俺的には、なんで、五人?
そこは「俺と!」でしょ?
って思ったけど心のなかにとどめておいた。
そして、あの人のその一言で俺たちは今、ここにいる。
「すごいね…」
「うん…何十畳あるの?」
「へーべーのほうがいいかも…」
一言も言葉を発しないので右を向くと口をあんぐりあけたままかたまっている。
「おじさん!なんか言いなよ」
「え?俺?!」
大野さんはビックリしたのか大きく体を揺らしてキョロキョロしてる。
相葉さんが言った夢。
それを番組側が叶えてくれた。
二泊三日の絆を確かめあう『嵐、五人だけでstayhome』
と名打って都内にあるマンションの一室に連れてこられた俺たち。
ここに五人でお泊まりするらしい。
テンション爆上がりの相葉さんは一つ、一つの部屋を見て回ってる。
「ねー!これって部屋割りあるのかな?」
「どんな感じ?」
「俺、マットレス変わると眠れないんだよね」
「だから、あの荷物?」
潤くんはたった二泊三日なのに大荷物を積んできた。
まさか、マッサージのアレとかないよね?
カメラがあちこちに仕掛けてあるけど。
「ハワイのとき思い出すね」
大野さんの透き通る声が部屋に響いた。