喫茶くろねこ
第15章 佑太の日常と、レオンと虎太郎。
「いってきまーす」
朝飯を済ませ、店を出てバス停に向かう。朝の散歩、と称して虎太郎とマスターも着いてくる。
と、バス停のほうから黒猫が歩いてくるのが見えた。レオンだ。
「あいつ、もしかして、住み込みじゃなくて通いなのか?」
疑問に思って聞いたら、虎太郎が答えてくれた。
「レオンは、飼い主さんいるから。夜は家に帰ってる。僕の飼い主は、もぉいにゃいから…」
「亡くなったの?」
「喋ったら気持ち悪がられて、捨てられた…」
「えぇっ?猫好きならそこは喜ぶとこでしょ?」
『大して猫好きじゃなかったんだろ』
マスターがテレパシーを送ってきた。
「猫好きじゃない人が猫なんか飼うかなぁ?」
「毎日違う女の子が家に来てたにゃ。で、最初は女の子が僕を触ったりしてるんだけど、途中から部屋を追い出されるんだ」
「元飼い主って…」
「男だよ」
猫を口実に女の子連れ込んで、ヤりまくりってことかよ!!
『猫好きというよりただの女好きだな』
話してるうちにレオンと合流した。
「にゃぁ」
「にゃあ~」
『じゃ、またあとでな』
マスター達はレオンと一緒に店に戻っていった。
朝飯を済ませ、店を出てバス停に向かう。朝の散歩、と称して虎太郎とマスターも着いてくる。
と、バス停のほうから黒猫が歩いてくるのが見えた。レオンだ。
「あいつ、もしかして、住み込みじゃなくて通いなのか?」
疑問に思って聞いたら、虎太郎が答えてくれた。
「レオンは、飼い主さんいるから。夜は家に帰ってる。僕の飼い主は、もぉいにゃいから…」
「亡くなったの?」
「喋ったら気持ち悪がられて、捨てられた…」
「えぇっ?猫好きならそこは喜ぶとこでしょ?」
『大して猫好きじゃなかったんだろ』
マスターがテレパシーを送ってきた。
「猫好きじゃない人が猫なんか飼うかなぁ?」
「毎日違う女の子が家に来てたにゃ。で、最初は女の子が僕を触ったりしてるんだけど、途中から部屋を追い出されるんだ」
「元飼い主って…」
「男だよ」
猫を口実に女の子連れ込んで、ヤりまくりってことかよ!!
『猫好きというよりただの女好きだな』
話してるうちにレオンと合流した。
「にゃぁ」
「にゃあ~」
『じゃ、またあとでな』
マスター達はレオンと一緒に店に戻っていった。