SJの秘め事
第4章 Jが語るSとの秘め事 1
凄かった。
とにかく凄かったんだ。
あんな翔さん初めてだった。
何度となく気が遠くなるのを、やっとの思いで意識を繋ぎ止めてた。
いつも全身全霊で愛してくれるあなた。
おれはいつも、すごくすごく満たされてるよ。
それなのに、さっきのはナニ…!?
マジで気絶寸前。
翔さんが本領発揮すると…いや、いつだってスゴいんだよ…おれ、死んじゃいそう……
そして…あんなにエロティックな自分が存在したなんて……
恥ずかしかったけど、すごくすごくキモチヨカッタ……
思ってるコト、されてるコト、シテほしいコト、感じてるコト…言葉にしたおれの声をあなたが聴いてくれてると思うと、恥ずかしさも相まって物凄く刺激的になり……ズクンズクンきまくった。
恐るべし…翔さん。
恐るべし…おれ。
嬉しそうだったな…翔さん。
そう…おれも嬉しかった。
あなたの想いが、心と体に響きまくったから。
そうそう、おれが感じてるとナゼかこの人、おれの大好きな顔になるんだ。
まるで自分が"サレテル"みたいな色気に満ちた表情に、あれはいつもヤられる。
目を細めておれを見つめるあなた。
少しだけ開いてる、ぽってりとした唇。
更に赤く、艶っぽさが増している。
その唇が…舌が…オレを……
ズ…ク…ン………っ