SJの秘め事
第4章 Jが語るSとの秘め事 1
大好きな翔さん……
だから……
今度はおれがスル。
おれがシテアゲル。
そしてソノ表情や動き、あなたの姿をしっかり見たい。
いつもはおれが"サレテル"から、朦朧としちゃってて色っぽい翔さんを見逃してるんだ。
だから……
今日はしっかりと……
sexyなのは重々承知だけど、絶対におれが知らないもっと淫らな翔さんがいると思うんだ。
そんなあなた、見たいじゃない?
覚悟はイイ……?
ふと、翔さんが呟く。
「潤…?俺を乱れさせて……
もっと…おまえに溺れたい……」
え…?
今、ナンテ…?
あなたらしくないコト言ったよね?
でもその言葉がおれの体の奥の方が、また"ズクン"と響いた。
「うん…まかせて……翔さん……色っぽい……とても綺麗……
おれの好きにするよ……あなたを感じながら……
だから…ねぇ…我慢しないでミダレテ……」
大好きな赤い唇に、親指を滑らせる。
その指先を、舌先でチロっと舐めるあなた。
ズクン……
「潤……愛してる……」
低く優しい声がココロとカラダに響き渡る。
あなたのペースに飲み込まれそう。