SJの秘め事
第1章 Sが語るJとの秘め事 1
「潤が俺のことをそんなに想っていてくれるなんて…嬉しいよ。
もちろんそれも聞いていたいけれど、今はもっと聞きたいことがあるんだ。
俺のこと、どう愛してるの?俺に、どう愛されたいの?ってこと……
どうされると、どんな風に感じるの…?とか…
おまえの口から聞いてみたい……」
潤の頬を掌で優しく触れながら話す。
「やだ…翔さん……
そんなコト、あなたが一番知ってるくせに……」
「ああ、知ってる。でもね、もっともっと本心を知りたい…おまえ自身の声を聞きたい……」
頬を撫でる手。
その指先で唇をなぞる。
「いつだって本心だよ…んっ……
そう…そんな風にさりげなく触れてくれるトコ…っ……好き……」
「ふふっ…それから?」
そう言いながら、指先は潤の首筋へ移動させる。
「あぁ……それから…あなたのその温かい手…繊細な動きをする指先が…おれのカラダ中……ぁんっ……刺激をくれるの……
はぁっ……変になっちゃいそうに…なるのぉっ……」
潤の堪らない声を聞きながら、その通りにしてやる。
感度良すぎ。