きっと あなたと・・・
第42章 ー想う気持ち-柊- ー
言われるがまま、詩織さんを送る車に乗って付いて来たけど・・・
詩織さんが車を降りると、隼人さんもすぐに降りて、
そのまま詩織さんを抱きしめた。
・・・見ちゃいけないような気がして目を逸らした。
次に顔を上げた時には、2人はもう離れてて、
隼人さんは車に戻ると、僕を宿舎まで送ってくれた。
隼人『ごめんな?付き合わせて』
柊『ふっ^^そんなに僕とドライブしたかった??
道が分かんないって言ったのに・・・僕、要らなかったね^^』
隼人『迷う距離じゃないだろ?詩織のこと、聞きたかったんだよ・・・
あいつ、変わった様子なかった?』
急に真剣な顔して聞いてくるから、一瞬戸惑った。