テキストサイズ

きっと あなたと・・・

第45章 ー僕もー


「柊さん??」


気付けば自分ばっかり喋って、柊さんの話を聞いてなかったから

立ち上がった柊さんの腕をとっさに掴んだ。


柊『ん??』


「あ・・・ごめんなさい。何か・・話したいことあったんじゃないかと思って」


柊『話したいこと・・』


「急だったから・・もしかして何かあったのかなって・・・
ごめんなさい・・・私ばっかり喋ってた」


柊『いえ・・・ほんとに、ただ会いたかっただけですよ??帰りましょう^^』


手首に触れてた私の手を、反対の手でそっと繋ぐと、
優しく引っ張ってくれて、連れられるように公園を出た。


会いたかったって言葉と繋がれた手の感覚に・・・また胸が痛くなって・・・

ストーリーメニュー

TOPTOPへ