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きっと あなたと・・・

第1章 ー雨ー


階段を上って、廊下に出た瞬間・・・・前から来た人と思いっきりぶつかった。


っていうか、正確に言うと、弾き飛ばされた・・・。




「いった~・・」



よろけて座りこんだ時に捻ったのか、手首が痛くて思わず声に出た。




『すみません‼大丈夫ですか??』



声の方に顔を上げると、若い男の人が心配そうな顔で見つめてた。

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