きっと あなたと・・・
第52章 ーご機嫌-竜之介- ー
あっという間に戻ってきた瑠風は黒のパンツにTシャツで、
薄い色のデニムシャツを手に持ってた・・・
何を着てもやっぱ瑠風はかっこいい・・
瑠風『竜ちゃん、まだ着替えてないの??そんな変なTシャツで出かけないでよ??
もう~・・・ほら、早く~・・・』
変なTシャツって・・・ひどいな・・プレゼントなのに・・・
部屋着のままの僕の手を引いて部屋に行くと、勝手に服を選び始めて・・・
渡されるまま、デニムとTシャツに着替えてボーダーのカーディガンを羽織った。
瑠風『うん♪竜ちゃん、似合ってる♪いこ♪』
竜之介『はいはい・・・』
すっかりご機嫌な瑠風のペースで、引きずられるように宿舎を出た。