きっと あなたと・・・
第54章 ー僕が??-竜之介- ー
竜之介『ん、気持ちよさそうだね・・・片付けて帰ろうか』
瑠風『あ。竜ちゃん、僕、先に帰るからしおりんについててあげて??』
竜之介『は??』
瑠風『最近会う度に思うんだけど・・・
しおりん、無理してる気がして・・・
何を聞いても、いつも大丈夫ってしか言わないんだよね』
瑠風が言ってることは、なんとなく分かる気がした。
瑠風『しおりんが起きたら、竜ちゃんが話聞いてあげて??
しおりんは竜ちゃんと話してる時が一番素直な感じするし』
竜之介『そうかな??・・・きっと僕にも話してくれないよ』
瑠風『竜ちゃん・・・そんな弱気だと、兄ちゃんたちに取られるよ??いいの??』