きっと あなたと・・・
第57章 ー無駄にー
竜ちゃんのくれたマグカップは本当にかわいくて、
わざわざ選んでくれたのかと思うと、すごく嬉しかった。
なのに・・・
竜之介『おそろいなんだから、彼氏と使ったら??』
って・・・彼氏いないの知ってるくせに・・・意地悪なんだから。
竜之介『嫌じゃないよ♪
連絡取れなかったから、彼氏でもできたかな~・・・って思ったんだよ』
「そんな人いないよ・・・いいの、これは竜ちゃん用」
竜之介『うん・・分かったよ♪じゃあ、僕用ね♪』
拗ねた私の頭をポンポンってすると、また笑って・・・
竜ちゃんは時々私を子ども扱いする。