きっと あなたと・・・
第57章 ー無駄にー
なんか変な感じ・・・竜ちゃんが大人に見える。
少し沈黙が流れると、ソファーの上で携帯が鳴った。
振り返って着信を確認すると、礼志さんからで・・・
話す気分じゃないからそのまま放っておいた。
竜之介『もしかして、僕の電話も・・そうやって無視してた??』
「ちがっ・・もう、竜ちゃんのは本当に違うんだって~・・」
竜之介『分かってるって(笑)冗談・・・拗ねないでよ』
「・・・・今の電話・・・お見合い相手」
竜之介『・・・え??お見合い!?・・・したの??』
私がぼそっと呟くと、竜ちゃんはすごくびっくりしてた。