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きっと あなたと・・・

第5章 ー薬 -柊- ー


でも、途中で気付いた・・・
詩織さんは時々、辛そうな顔で手首をおさえてる。



ぶつかった時、痛いって言ったの気のせいじゃなかったんだ・・・



僕も前見てなかったしな・・・


って、気になり始めてからは、実は打ち合わせの内容はあんまり頭に入ってなくて、
湊にまかせっぱなし・・・



頭の中には、『薬買って来なきゃ‼』って、そればっかり。


湊には細かく話すと時間がないから

打ち合わせが終わると、電話ってことにして、とりあえず近くの薬局に走った。

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