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きっと あなたと・・・

第5章 ー薬 -柊- ー


急いで会議室に戻ると、詩織さんと隼人さんはきょとんとしてて。


詩織さんに薬を渡して、手首に湿布を貼ってあげた。



「柊さん・・・あの・・手・・」



手を取ったままなのを忘れて話してた僕の手に詩織さんの手が、控えめに触れた。



柊『あ‼ごめんなさい・・撮影が残ってるので、失礼します^^』



すっかり時間を忘れてたことに気付いて、慌てて会議室を出た。

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