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きっと あなたと・・・

第61章 ー涙-柊- ー


柊『・・・天気いいですね』


「・・・・・」



非常口から出ると、ちょうど関係者用の駐車場で、
開演前のせいか、誰もいなかった。


柊『詩織さん、少し休憩したら??^^』


「ううん・・・大丈夫」


柊『大丈夫じゃないよ・・・みんなも心配するから・・・ね??』



詩織さんの頬に手を添えると、うっすら残った涙のあとをそっと親指で拭った。

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