きっと あなたと・・・
第65章 ー朝-竜之介- ー
頭の中を真っ白にしたくて、熱めのシャワーにかかったけど、
そんなんじゃ全然効果はなくて・・・
モヤモヤして全然すっきりしない。
打ち上げの間も、柊ちゃんはしおりんたちのところに行ったきりで、
時々2人が笑ってる姿が目に入ると、胸が痛くなった気がした。
そりゃ・・・やっぱりショックだったし・・・
2人がお互い好きならしょうがないし・・・
もしそうだとしても、僕は何も言えない。
だから余計なことは考えずに、いつも通りに頑張ってるつもりだけど
思った以上にショックだったのか・・・
みんなが心配してくれてるのが分かる。