きっと あなたと・・・
第66章 ー違う-竜之介- ー
柊『あ、詩織さん、手伝いますよ^^いい匂い・・・おなかへった』
柊ちゃんは僕を通り過ぎて、すぐにしおりんのところに行った。
柊『ねぇ、これちょっと食べてもいい??』
「ダメ^^もう出来るから座ってていいよ」
柊『・・・やだ^^』
「・・・甘えてもダメ、かわいくなーい^^」
・・・・仲良さそうにキッチンで話してる2人。
珍しく柊ちゃんが甘えてる・・・
2人の姿を見るのも会話を聞くのも嫌になるけど、
気持ちとは反対に、僕の耳はすごく敏感になってた。
こんな光景・・・朝から見たくない・・・
2人の仲を思い知らされたような気がして胸が苦しくなってくる。