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きっと あなたと・・・

第68章 ーなんでもなくない-湊- ー


リビングに戻ると、竜之介が立ち尽くしてて、
様子が変だったから声をかけようとした時、柊が先に口を開いた。


柊『詩織さんがせっかく作ってくれたのに、少しだけでも食べたら??』


竜之介『・・・・食べたくない』


え!?食べたくないって・・・


そういえば・・表情も暗いし、言葉もなんだか冷たいし、よっぽど辛いの・・・!?


竜之介『僕は、しおりんに来てくれなんて頼んでないよ‼』


竜之介がぼそっと言い放つと、詩織さんは一瞬泣きそうな表情になったけど、

すぐに笑って、優しく声をかけてくれた。

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