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きっと あなたと・・・

第71章 ー寝顔-詩織・竜之介- ー


***竜之介***

「・・・・嫌われちゃったかな」


聞こえるか聞こえないかくらいの・・・すごく小さな声でぼそっとつぶやいた。



嫌いになんてならないよ・・・

逆に・・好きだから・・・どうしていいか分からないのに・・・


しおりんの手が僕の手に触れて、しばらくすると小さな寝息が聞こえた気がした。

うっすら目を開けると、目の前には気持ちよさそうな寝顔が見えた。

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