きっと あなたと・・・
第73章 ー事故-竜之介- ー
唇がしおりんの頬に触れそうになった瞬間、
空がピカッと眩しく光って・・・我に返った。
何してんだろ??寝てる時にキスなんて・・卑怯だよ・・・
しおりんは・・柊ちゃんが好きなのにね・・・
しおりんから離れようとした時、近くに落ちたのか
すごく大きな雷が鳴って、
びっくりして窓の方を向いた瞬間、急に顔を上げたしおりんと唇が触れて・・・
一瞬の出来事に動けないでいると、また大きな雷が鳴った。
しおりんは怖かったのか、ぎゅっと目をつぶった。
そういえば・・・・雷・・・