きっと あなたと・・・
第73章 ー事故-竜之介- ー
それからすぐにしおりんは部屋を出て行って、
パタンとドアが閉まると、急に鼓動が早くなった。
・・・・・・さっき・・・触れた・・・よね??
あ~・・・どうしよ・・・
なんであんな近くにいたのか、変に思わないかな??
・・・・寝たふりしてたのバレたよね??
・・・・しおりん、嫌じゃなかったかな??
って、違う‼そうじゃなくて‼
今のは事故‼ほんとに偶然なんだから‼
でも~・・・僕がしおりんにキスしそうだったのはほんとだし・・・
はぁ~・・・まだ謝ってもないのに・・・