きっと あなたと・・・
第80章 ー少しだけ-柊- ー
もっと強く抱きしめると、
詩織さんは僕の背中をそっとあやすように撫でてくれて、
柊『ごめん・・・帰るね』
ゆっくり離れると、優しく微笑んで頷いてくれた詩織さんの頬にそっとキスをした。
「わ・・びっくりした」
柊『僕も男なんだから、少しは警戒してよ^^』
「あ・・・」
柊『詩織さんは隙がありすぎ・・・心配だよ』
「あ・・・ごめん」
柊『あ、いや・・・うん・・・じゃあね??』
「ん・・おやすみ」
柊『おやすみ^^』
詩織さんの頭をポンポンってすると、そのまま玄関を出た。
・・・・はぁ~・・・恋人でもないのに・・・何やってんだろ??
なんでこんなに焦ってんのかな・・・少し冷静にならないと・・・