きっと あなたと・・・
第80章 ー少しだけ-柊- ー
紙袋を手に玄関まで行くと、後ろからトコトコって付いて来る詩織さん。
靴を履いて振り返ると、「ん??」って顔して見つめるから・・・
キスしたい衝動にかられたけど・・・さすがにそれは反則だから、
柊『少しだけ・・甘えていい??』
「ん??・・・・わ・・」
詩織さんの手を引っ張ると、
腕の中に閉じ込めてぎゅっと抱きしめた。
柊『好き・・・大好き』
「・・・・・」
柊『帰ったら・・また会いに来ていい??』
「・・・うん・・・気を付けて行ってきてね??」
柊『うん』