
きっと あなたと・・・
第88章 ー誤解-竜之介- ー
しおりんは一瞬寂しそうな顔をした気がしたけど、
それはきっと気のせいで・・・
「湊、絶対無理しないで??痛かったらすぐ言ってね??・・我慢しないでよ??」
湊『うん、分かってるって。心配しすぎ・・・大丈夫だよ』
みなたんが笑いながらしおりんの頭をポンポンってすると、
しおりんは安心したように笑って、みなたんを見つめてて・・・
しおりんは最近、僕にあんな風に笑ってくれなくなったことに気付くと、
胸がきゅっと痛くなって・・・
みなたんとしおりんの間に流れる優しい空気に・・・
すごく寂しくなった。
