
きっと あなたと・・・
第101章 ー勘違い-竜之介- ー
竜之介『・・・・・そうなの??僕たちの担当じゃなくなるの??』
「・・・うん」
竜之介『そうなんだ・・・寂しいね・・・みんなも寂しがるよ』
「私も・・・すごーく・・・さ・・みし・・」
竜之介『え・・しおりん??』
「あ・・ごめん・・はは^^」
しおりんの目から、ぽろっと涙がこぼれると、
平気なふりして笑ってくれたけど・・・涙は止まらなくて・・・
「んー・・・・どうしよう竜ちゃん・・」
竜之介『・・んー??』
「やっぱり・・寂しい・・・どうしよう・・・ごめん」
しおりんがぎゅっと目を瞑ると、涙は頬を伝って、
子どもが我慢するみたいに涙を必死で止めようとしてた。
