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きっと あなたと・・・

第102章 ー 連絡 ー


「なんかさ、男の人が女の人連れ込むみたいだね(笑)
お茶飲んでく??なんて・・・ごめんね、甘えちゃって」


竜ちゃんと話してると、ふと思った。


男を連れ込んだみたいになってる・・・
しかも、泣くなんて・・・何甘えてんだか。


ってか・・・まさか泣くとは・・・自分でもびっくり。


竜之介『しおりんが甘えるのは・・・僕、全然嫌じゃないから・・・大丈夫だよ??
あんまり1人で無理しないでね』


竜ちゃんは私の頭をポンポンってすると、大きなため息をついた。

「んー・・・ありがと・・・あ、仕事のこと、みんなにも自分からちゃんと話すね」


竜之介『ん、分かった・・僕からは何も言わないよ』


竜ちゃんの手が髪を撫でてくれると、すごく落ち着いて、
なんだか甘えたくなったから、そっと足に寄りかかった。

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