
きっと あなたと・・・
第105章 ー寝顔-詩織・竜之介- ー
“声かけたけど起きなかったから、柊さんと湊さんに連絡してます。
あっちの部屋で寝てるから、帰る時は絶対起こしてね^^”
テーブルに置かれた携帯の下にあったメモ
かわいらしい字・・・
僕が声をかけやすいようにかな??
今まで一度も開いてたことがなかった寝室のドアが開けっぱなしになってたから、
足音を立てないようにゆっくり入ると、
毛布をぎゅっとつかんで、気持ちよさそうにしおりんは眠ってた。
竜之介『しおりん??』
小さく呟いたけど、起きる気配はなくて・・・
しおりんの寝顔はすごく幼くて・・かわいくて・・・
思わずそのまましばらく見つめてた。
