
きっと あなたと・・・
第110章 ー心配-詩織・湊- ー
「あ・・・うん、でもバレないかな??」
湊『ん??大丈夫』
湊はメガネをかけてニットの帽子をかぶると、車を走らせた。
「確かにその帽子はイメージにないけど・・・でも、湊って分かるよ??」
湊『気にしてる方がバレるよ??
せっかくのデートなのに、不安な顔しないで??ちゃんと気をつけるから大丈夫だよ♪』
信号待ちでハンドルにもたれると、じーっと見つめてきて・・・
ニコッと笑うと、そっと頭を撫でてくれた湊。
・・・・・ドキドキしないわけがない。
ってか、こんな密室でアイドルオーラを出すな‼(笑)
